震災から半年、昨年の9月に私たち(埼玉カウンセリングセンター、
日本カウンセリング学会危機支援チーム)はキャンピングカーで
宮城県石巻市の追波川運動公園に着きました。
早速テントを張り翌日から3日間、◆足湯をツールとしてお話を
聴いたり、◆カフェでお茶っこをしながら情報交換やコミュニティ作りの
お手伝い等の被災者の心のケアのお役に立ちたいと活動を始めました。
9月~11月の3回はキャンピングカーで行き、寒さが厳しくテントでの
活動が難しくなった12月からは、仮設住宅の集会所を借りての活動と
なりました。最初は1か所でしたが、次第に増えて今年の9月には
4か所の仮設住宅を1日づつ巡回訪問するようになりました。
石巻市立病院の看護師の仮設巡回訪問チームとの出会いから、
行政の保健福祉課等とも連携をとり保健師等とも協力しながらの活動
で、住民の方特に、高齢で1人住まいの方への注意深い見守りを大切に
活動を進めているところです。
津波のことを溢れるように話される方、1年たってやっと津波の話が
出来るようになった方、津波で身内を亡くされた方の心の内を聴くたび
私たちに出来ることは・・・と考えてしまいます。
平成24年9月で、活動を始めてちょうど1年たちました。かねてから
念願であった活動の拠点となるアパートを看護師のお力添えで借りる
ことが出来たことで、今後も仮設住宅に暮らす方がいる間は活動を
続けたいと思っています。
各仮設住宅ではコミュニティが出来るとともに、集会所で女性たちが
お茶っこをし、やがて人形等の手作りを始めました。
その作品は、ボランティアで訪れた多くの人の目にとまり日本各地や
海外からも注文がくるようになったそうです。
初めは楽しみで作りましたが、売れることでとても励みになって
いるそうです。
「仲良く、楽しく、心をこめて」をモットーに作って下さる方たちから
作品(わらべ地蔵等)を預り、寄付のつもりで買って下さる方に
おわけすることも、私たちの活動に加えることにしました。
(完)
<追伸>
同期会では、参加の皆様、どうもありがとうございました。また、お疲れ様でした。
今までは、行事と重なって出られず、初めての参加で少し不安もありましたが、
和やかな空気の中で懐かしく楽しい時間を過ごすことができました。
また、無理なお願いを快く聴いてくださり石巻から預ってきた手芸品の販売をさ
せて頂きましたが、お蔭様で持参したものは完売となりました。そして、ゲームで
大富豪になられた杉本さん・布施さんから多額の寄付も頂戴しました。本当にあ
りがとうございました。皆様のご協力と励ましの言葉に心よりお礼申し上げます。
10月15日 阪
同様な活動をされている方もおられるとは思いますが、素晴らしい
ことです。
同期会当日、本人に経験報告を少しして頂きます。
寄付に関しても多くの方が既にされた事は承知の上で、同級生が
頑張っている話を知って、協力してもいいよという方は、同期会当日、
作品を少し持参していただきますので、よろしければ ご協力を
お願い致します。
HP管理人
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